筋肉骨子こと、こっこ(@kinnikukokko)です。
今回は看護師国家試験の勉強方法についてまとめていきます。
看護師国家試験の勉強方法
国家試験の勉強に欠かせないのは問題集です。
きっとほとんどの方が、「うん、知ってるし使ってる」と思ったかもしれません。そして「3周ぐらいとけばいいんでしょ?」という方もいるかもしれません。
そこで、そんなあなたに質問します!
「解きっぱなしになっていませんか?」問題を解いて、合ってた。間違ってた。の確認だけになっていませんか?問題集を繰り返し解くことは重要ですがただ解くだけになっていたら意味がありません。
効果的な問題集の使い方
第107回で出題された実際の問題を例に説明します。
1.CRP
2.尿素窒素
3.アミラーゼ
4.ALT〈GPT〉
正解は4.ALT〈GPT〉です。
合ってたー!じゃ次の問題。では意味がありません。他の選択肢の1.CRP、2.尿素窒素、3.アミラーゼは何かわかりますか?もちろんわかっている方は次に進んでいただいてOKです。わからない場合はCRPは何の指標になるんだっけ?と言ったように調べることが大切です。ノートにまとめてもいいですし、1冊メインとなる参考書を決めてそこに線を引くでも構いません。
選択肢の知らないことは徹底して調べることが大切です。
また、これも第107回で出題された問題です。
Aさん(76歳、女性)は、長女(46歳、会社員)との2人暮らし。Aさんは5年前に2型糖尿病type 2 diabetes mellitusと診断された。1年前から血糖測定とインスリン自己注射を朝1回行っている。炊事は主にAさんが担当している。Aさんは、長女の帰宅に合わせて夕食を摂るため、夕食時間にばらつきがある。定期の外来受診時にAさんは「時々汗が出て手が震えることがあります」と外来看護師に相談した。Aさんのバイタルサインは、体温36.4℃、脈拍74/分、血圧128/80mmHg。身長154cm、体重68kgである。
国家試験にはこのように長い問題文が出てきます。問題文を読んでわからない単語がでてきたらこれも調べていきます。例えばこの文だと「2型糖尿病ってなんだっけ?」「体温、脈拍、血圧の正常値はなんだっけ?」と自分に問いかけます。まだ習っていなければ予習してみる、習っていれば2型糖尿病は~っと説明してみる。説明できないなら調べる。
そして2型糖尿病を深めていくうちに「低血糖」のことにもたどり着くと思います。そうすると「時々汗が出て手が震えることがあります」は低血糖のことか!など深まってくると思います。また余裕があれば「身長154cm、体重68kg」のBMIの計算をして計算練習をしてみたりと、自分次第で深めることができるんです。1問でこんなに沢山のことが学べるんです!友達は沢山問題解いているのに私全然解けていないと焦る必要はありません。だって、、、1問をしっかり復習するとかなり時間かかるのは当たり前なんですから。1日1問しっかりと復習するのが最終的には効率がいいと思います。そして問題集を繰り返していくと、どうしても毎回間違えるところがでてきます。
私はそれをこんな感じでまとめてました。
間違える問題を文章でただただ書いていく。そして赤シートで隠して繰り返しする。
オリジナルPASS NOTE的な感じです。
個人的にこの方法は自分に合っていました。しかも、国試に持っていくものも苦手だけつまった用紙のみなのでお手軽ですよ!笑
まとめ
問題文や選択肢にわからないものがあれば調べることが大切。2周目からは問題文や選択肢をみて自分に「これはなんだっけ?」と積極的に(笑)つっこんで心の中で答える。答えられないなら、1回目解いた時にまとめたノートや参考書を見直す。何回解いても間違えるものは文章を羅列して赤シートができるようにまとめる。