筋肉骨子こと、こっこ(@kinnikukokko)です。
前回、おすすめの看護技術の本を紹介させていただきましたが
今回はおすすめの「看護過程の本」を紹介させていただきます。
疾患を調べる
まずは患者さんを受け持ったら疾患を調べますよね。
そこでおすすめの本がこちら!
病気がみえる
前回のおすすめ看護技術の本の記事を読んでくださった方は
思いましたよね。「でた!みえるシリーズ!」と。笑
メディックメディアの回し者ではございませんよ。笑
「みえる」シリーズは本当にわかりやすいんです。
引用:https://www.byomie.com/products/vol1/
カラーで写真も豊富で非常にわかりやすいです。
わかりやすいので理解が深まる。まさに病気がみえてくるって感じですね!
この本は看護師のみならず、医療従事者のみなさんにおすすめの本です。
病気がみえるは、その病気の定義からはじまり治療まで一連の流れで記載があります。
ただ、看護の部分の記載がないんですよね。
看護を調べる
そんな時おすすめなのがこちらの本達
まずはこちらの本
病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図
何が素晴らしいかというと、なんと106もの疾患についてまとめられているんです。
この数あれば、実習で受け持った患者さんの疾患にほとんど対応できると思います。
学校の図書室にもあるかと思いますが、実習病院が学校から離れていて学校にもどって来られないこともあったり、貸し出し中だったり、あってもコピーまちですぐ借りれなかったり、、、などあると思います。実習中はただでさえ大変なので極力ストレスを減らしたい!と思い購入しました。
ちなみに、看護のみならず、病態生理、症状、診断、合併症、治療、薬剤一覧も載っています。なのでこの1冊でも疾患しらべにも対応できると思います。ただ私は疾患に関しては病気がみえるのほうが断然わかりやすかったので病気がみえるを愛用していました。
病期・病態・重症度からみたケアのポイントがみえる“看護過程フローチャート、情報収集、アセスメント、ケアプラン、評価”。患者の全体像がみえる“病態関連図”もありますが、関連図などは違う本を使用していました。関連図については後ほどご紹介します。
ちなみにこの病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図ですが、領域別でもでています。
ウエルネスからみた母性看護過程+病態関連図
生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図
発達段階からみた小児看護過程+病態関連図
強みと弱みからみた在宅看護過程+総合的機能関連図
そしてこちらの本もおすすめです。
意味づけ・経験知でわかる病態生理看護過程(上巻)
意味づけ・経験知でわかる病態生理看護過程(下巻)
意味づけ・経験知でわかる病態生理看護過程は先ほど紹介した病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図より疾患数は少ないですが、わかりやすいんです。
引用:http://www.nissoken.com/book/1839/index.html
このように意味づけや経験値などポイントが載っているのでわかりやすいんです。
なので私は、併用して使用していました。
・疾患がわかりやすいのは「病気がみえる」
・オールインワンで疾患数が豊富なものがいい方は「病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図」
・わかりやすいものがいい方は「意味づけ・経験知でわかる病態生理看護過程」
看護過程展開ガイド
疾患と看護はわかったけど、そもそもどう展開すればいいかわからない。。。
そんなときにおすすめなのがこちらの本です。
実習記録の書き方がわかる看護過程展開ガイド
領域別看護過程展開ガイド
関連図
そして関連図で参考にしたのはこちらの本です。
エビデンスに基づく疾患別看護ケア関連図改訂版
この本には本当にお世話になりました。全員が使っていたといっても過言ではないほどおすすめです。
これは疾患別なんですが、疾患だけだと足りないのでそれにこちらをプラスするとさらに最高です!それがこちら、、
エビデンスに基づく症状別看護ケア関連図改訂版
症状別です。症状別って?と思う方もいるかもしれません。
例えば何かの疾患で「発熱」という症状がでたとします。疾患別には発熱のメカニズムまでは詳しく書いていないのですが症状別だと発熱について詳しく掘り下げて書いてあります。
なのでこの2冊があれば個人的に最強です。
このシリーズも科別にでているので特定の科について深めたいということであればこちらもおすすめです。
エビデンスに基づく呼吸器看護ケア関連図
エビデンスに基づく精神科看護ケア関連図
エビデンスに基づく脳神経看護ケア関連図
エビデンスに基づく小児看護ケア関連図
エビデンスに基づく糖尿病・代謝・内分泌看護ケア関連図
エビデンスに基づく循環器看護ケア関連図
関連図のあとは看護計画が待っていますね。
看護計画については次の記事でご紹介していきます。