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筋肉骨子こと、こっこ(@kinnikukokko)です。
本日は「骨粗鬆症」についてまとめていきたいと思います。
タイトルに書いた「ビタミン○は○○からの○○○○○吸収を増加させる」
はわかりましたか?わからなくても大丈夫です。
読んだ後には正解が分かります。ではさっそく行ってみましょう!
こっこ
レッツゴー
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骨粗鬆症とは
骨粗鬆症は骨量が病的に減少し、易骨折性をきたす症候群
原因
骨吸収が骨形成を上回ることにより起こる
①原発性骨粗鬆症⇒エストロゲンが減少する加齢や閉経後の女性で発症しやすい。
こっこ
女性は男性の約5倍発生しやすいんだって
先輩ナース
若い人でもなることがあるよ。例えば卵巣摘出した人はエストロゲン減少するよね
②持続性骨粗鬆症:副腎皮質ステロイド薬の長期服用、内分泌疾患、栄養障害
先輩ナース
ちなみに運動不足・筋力低下・カルシウム不足・日光照射不足・喫煙も原因となるよ
症状
腰背部痛
安静時から運動に移るときにあられていたものが持続性になります。
先輩ナース
長時間同じ姿勢をとると痛みが増加するよ
合併症
①脊柱圧迫骨折⇒腰痛
②大腿骨頸部・転子部骨折⇒股関節痛
先輩ナース
ちなみに脊柱圧迫骨折は第2腰椎が最も多いよ
予防
転倒予防・筋力増強運動・日光浴・喫煙・牛乳の摂取
先輩ナース
牛乳1本(200g)の中に200mgのカルシウムが含まれていて、カルシウム吸収率は50%だよ
こっこ
全部吸収されるわけじゃないんですね
先輩ナース
そうなの。でもね吸収率を増加させる方法があるのよ
こっこ
なんですか?
先輩ナース
ビタミンDをとること。なぜならば、ビタミンDは腸管からのカルシウムの吸収を良くしたり、カルシウムを骨に沈着させる働きがあるんだよ
治療
①食事療法⇒カルシウム摂取(800mg/日)
②薬物療法⇒活性型ビタミンD製剤
③理学療法
先輩ナース
腸管からカルシウム吸収を増加させるために活性型ビタミンD製剤を使うんだよ
こっこ
先ほど、ビタミンDはカルシウム吸収良くするって言ってましたよね
まとめ
・エストロゲンが減少する閉経後に発症しやすい
・骨折(脊柱、大腿骨頸部骨折、転子部、手関節)を起こしやすい
・予防には転倒予防・筋力増強運動・日光浴・喫煙・牛乳の摂取が重要
・治療は、腸管からのカルシウム吸収を増加させる活性型ビタミンD製剤を使用する
先輩ナース
あ!閉経は平均して何歳ごろに起こるでしょう?
こっこ
50歳です!国試にでますもんね
先輩ナース
正解!あと、タイトルにあった「ビタミン○は○○からの○○○○○吸収を増加させる」の正解は皆さんもうお分かりの通り「ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を増加させる」でした
こっこ
まずは高正答率問題から押さえたいね
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