筋肉骨子こと、こっこ(@kinnikukokko)です。
本日は「肥満症」「メタボリックシンドローム」についてまとめていきたいと思います。
肥満・肥満症とは
肥満とは、体内の脂肪組織が過剰に蓄積した状態
肥満症とは、肥満の中で医学的に見て減量治療が必要な状態
肥満のメカニズム
余分なエネルギーはグリコーゲンとして肝臓に蓄積されるが、限界に達すると中性脂肪(トリグリセリド)として脂肪細胞に貯蔵され肥満となる
分類
成因による分類
原発性肥満⇒基礎疾患なし。
二次性肥満⇒肥満を惹起する何らかの基礎疾患を有する場合。
脂肪蓄積部位による分類
内臓脂肪型肥満
皮下脂肪型肥満
肥満の判定
肥満の判定にはBMIを用いります。25以上が肥満とされます。
18.5~25未満が普通体重です。
調査で最も疾病合併症の少ないBMIが22であることからBMI22を基準として標準体重を出しています。
治療
1.食事療法
⇒体脂肪を減らすため摂取エネルギーを標準体重(Kg)×25(kcal)
2.運動療法
3.行動療法
メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積を基盤とし、高血圧、高血糖、脂質代謝異常といった動脈硬化の危険因子が複数重責している状態
メタボリックシンドロームの診断基準
内臓脂肪蓄積 | ウエスト周囲長 男性≧85cm 女性≧90cm |
---|
⁺以下のうち2項目以上
血清脂質異常 |
トリグリセリド値≧150mg/dl HDLコレステロール値<40mg/dl |
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高血圧 |
収縮期≧130mmHg 拡張期≧85mmHg |
高血糖 | 空腹時血糖値≧110mg/dl |
150⇒トリグリセリド
130⇒収縮期血圧
110⇒空腹時血糖値
90⇒女性のウエスト
85⇒男性ウエスト・拡張期血圧
40⇒HDLコレステロール
まとめ
BMIの計算やその数値がどういう状態なのか、メタボリックシンドロームの基準を抑えましょう。
BMIの計算
体重(kg)÷身長(m)2
18.5~25未満が普通体重。
22を基準として標準体重を出している。
25以上が肥満。
メタボリックシンドロームの診断基準
150⇒トリグリセリド
130⇒収縮期血圧
110⇒空腹時血糖値
90⇒女性のウエスト
85⇒男性ウエスト・拡張期血圧
40⇒HDLコレステロール