こんにちは!筋肉骨子こと、こっこ(@kinnikukokko)です。
看護学生のみなさん、日々勉強、実習お疲れ様です。そんな中、看護師になるために国家試験の勉強もしなければなりません。でも国家試験の勉強って大変ですよね。一人じゃめげそうになることもありますよね。なので一緒に国家試験の問題を解いてみんなで合格を目指しましょう!
本日は「第108回(2018年)看護師国家試験 第2問」を一緒に解いていきましょう!
第108回(2018年)看護師国家試験 第2問
悪性新生物の死亡数で、男性で最も多い部位はどれか。
1.胃
2.肝及び肝内胆管
3.気管、気管支及び肺
4.結腸と直腸S状結腸移行部及び直腸
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正解は「3.気管、気管支及び肺」です。
悪性新生物の死因順位
悪性新生物の死因順位(死亡数)
男性
第1位 肺
第2位 胃
第3位 大腸
女性
第1位 大腸
第2位 肺
第3位 膵
文字だけ並べられても中々頭に入らないですよね。
そこで、ジャン!!
男性の順位を絵で表してみました。上から肺、胃、大腸です。
では女性はどうでしょうか。
はい。それではどういう意味かと言いますと、大腸の「大」と肺の頭文字「は」と膵の頭文字「す」で「大」きな「は」「す」⇒「大きい蓮」
男性⇒解剖学と同じ並び(男性の所で掲載した画像を参照)
女性⇒大きい蓮
悪性新生物の死因順位(年齢調整死亡率(人口10万対))
男性
第1位 肺
第2位 胃
第3位 大腸
女性
第1位 乳房
第2位 大腸
第3位 肺
第4位 膵
年齢調整死亡率は人口構成が基準人口(昭和60年モデル人口)と同じだったら実現されたであろう死亡率のこと。日本は現在超高齢化社会なので死亡数や死亡率は単純に高齢者がなりやすいものが上位に来てしまいますよね。例えば40代で乳がんで亡くなる方が沢山いても高齢者で大腸で亡くなる方が多ければ高齢者の方が人口が多いので大腸で亡くなる方が多いとなってしまいますよね。なので年齢の影響を取り除いて考えたものが年齢調整死亡率です。
さて年齢調整死亡率の順位に戻ると、男性の順位は変わりません。女性は「乳房が1位」になってそのあとは死亡数の大腸⇒肺⇒膵の順番で変わりません。なので難しくありません。問題文をしっかり読んでケアレスミスしないようにしましょう。
まとめ
男性⇒解剖学と同じ並び
⇒死亡数・年齢調整死亡率共に同じ順位
女性⇒大きい蓮
⇒年齢調整死亡率の場合は「乳房が1位」+大きい蓮